レゲエ音楽といえば、ボブ・マーリーが有名ですが、
彼と同じくらいジャマイカ音楽界に貢献した女性シンガーがいます。
それがマーシャ・グリフィスです。彼女はレゲエ界の女王と称され、
60年以上にわたって活躍してきました。
彼女の歌声は強くて滑らかで、恋愛や平和や希望などのテーマを歌い上げます。
今回は、マーシャ・グリフィスの名曲4選と魅力について紹介します。
マーシャ・グリフィスの経歴とキャリア
マーシャ・グリフィスは1949年11月23日にジャマイカのキングストンで生まれました。
幼いころから教会の聖歌隊で歌っていた彼女は、
1964年にバイロン・リーとザ・ドラゴネアーズのステージに立ち、その才能を見出されました。
その後、ジャマイカの名門レーベルである『スタジオ・ワン』で
ソロやデュエットの曲を録音し、1968年に「Feel Like Jumping」で
初のソロヒットを飛ばしました。
1970年から1974年まではボブ・アンディというシンガーと「ボブ&マーシャ」という
デュオを組み、多くのヒット曲を生み出しました。
1974年から1981年まではボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのバックコーラスとして
活躍し、レゲエ音楽の世界的な普及に貢献しました。
1983年にはバニー・ウェイラーと共演した「Electric Boogie」をリリースし、
1989年にリミックスされたバージョンがアメリカで大ヒットしました。
これは現在までに最も売れた女性レゲエシンガーのシングルとなっています。
その後も様々なプロデューサーやアーティストとコラボレーションしながら、
新しい作品を発表し続けています。
マーシャ・グリフィスの名曲とその特徴
マーシャ・グリフィスは数多くの名曲を残していますが、
その中でも特に有名な曲4選を紹介します。
「Feel Like Jumping」(1978年)
これは彼女の初めてのソロヒットであり、レゲエ音楽の原型とも言える
私も大好きなロックステディの代表曲です。
明るくて軽快なメロディとリズムに乗って、彼女は恋する気持ちを表現しています。
「Young, Gifted and Black」(1970年)
これはボブ&マーシャ時代に発表した曲で、アメリカのジャズ歌手ニーナ・シモンの
同名の曲のカバーです。
黒人の若者たちに自信と誇りを与えるメッセージが込められています。
「Electric Boogie」(1990年)
これは彼女の最大のヒット曲であり、エレクトリック・スライドという
ラインダンスの元になった曲です。
シンセサイザーとドラムマシンを使ったダンスホールレゲエのサウンドが特徴です。
「Dreamland」(1978年)
これはボブ・マーリーが作詞作曲した曲で、彼女はソロやI Threesとして何度も歌っています¹³。ジャマイカの美しさと理想郷への憧れを歌ったバラードです。
マーシャ・グリフィスの魅力と影響力
マーシャ・グリフィスの魅力は、何といってもその歌声にあります。
彼女の声は強くて滑らかで、感情豊かに歌います。
彼女は恋愛や平和や希望などのテーマを歌い上げ、聴く人の心に響きます。
彼女はレゲエ音楽の歴史や文化を伝える重要な役割を果たしてきました。
彼女はレゲエ音楽の女王として、多くのファンや後進のアーティストに影響を与えてきました。
彼女は2004年にグラミー賞を受賞したトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズの
アルバム「True Love」に参加したり、2011年にBBCで放送されたドキュメンタリー
「Reggae Got Soul: The Story of Toots and the Maytals」に出演したりしています。
彼女は今でも現役で活動しており、日本でもコンサートを行っています。
日本では2023年9月24日に7年ぶりとなる来日で、東京の竹芝「BANK30」にて
「 MELODY LIFE JAPAN TOUR」ライブがあります。
※すでにソールドアウトしています。
まとめ
マーシャ・グリフィスはレゲエ界の女王と称されています。
彼女は60年以上にわたって活躍してきて、数多くの名曲を残してきました。
彼女の歌声は強くて滑らかで、恋愛や平和や希望などのテーマを歌い上げます。
彼女はレゲエ音楽の歴史や文化を伝える重要な役割を果たしてきました。
彼女は多くのファンや後進のアーティストに影響を与えてきました。
彼女は今でも現役で活動しており、日本でもコンサートを行っています。
今回はMARCIA GRIFFITHS(マーシャ・グリフィス)の名曲と魅力について紹介しましたが、
いかがでしたでしょうか?
彼女の歌声に酔いしれるなら、ぜひ彼女の作品を聴いてみてください。
次回以降もあなたにとって気になる音楽やバンド、アートやアーティスト、
ストリート系ファッションを紹介していけるように記事を書いていきます。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。