レゲエといえばジャマイカの音楽というイメージが強いですが、
その中でもダンスホール・レゲエというジャンルがあります。
ダンスホール・レゲエとは、レゲエのルーツを受け継ぎながらも、
ヒップホップやR&Bなどの要素を取り入れた現代的なサウンドです。
そのダンスホール・レゲエの代表的なアーティストがSean Paul(ショーン・ポール)です。
ショーン・ポールは1973年にジャマイカのキングストンで生まれました。
彼はポルトガル、カリブ、中国、イギリスという多様なルーツを持ち、
裕福な家庭で育ちました。
水球のジャマイカ代表として国際大会に出場したこともあるスポーツマンです。
歌手になる前は銀行員をしていたという意外な経歴も持っています。
1997年にデビューしたショーン・ポールは、
以来ダンスホール・レゲエのスターとして活躍しています。
彼はジャマイカの音楽性やメッセージ性を大切にしながらも、
世界中のリスナーに受け入れられるように自分のスタイルを磨きました。
彼はバスタ・ライムス、ビヨンセ、リアーナ、サンタナなど多くの
有名アーティストとコラボレーションしており、グラミー賞や
MTV Video Music Awards Japanなど数々の賞を受賞しています。
では、ショーン・ポールの名曲と魅力について見ていきましょう。
ゲット・ビジー – Get Busy
この曲は2003年にリリースされたショーン・ポールの2枚目のアルバム
『ダッティ・ロック』からのシングルです。
この曲はビルボード・ホット100で1位を獲得し、ショーン・ポールの代表曲となりました。
この曲はダンスホール・レゲエの典型的なリズムである
ディウォーリー・リディムを使用しており、ショーン・ポールの独特のフロウと
キャッチーなコーラスが印象的です。
この曲はパーティーやクラブで盛り上がること間違いなしです。
テンパーチャー – Temperature
この曲も2003年にリリースされた『ダッティ・ロック』からのシングルです。
この曲もビルボード・ホット100で1位を獲得しました。
この曲はアプラウズ・リディムというリズムを使用しており、
ショーン・ポールのラップが炸裂します。
この曲は女性への愛や欲望を歌っており、ショーン・ポールのセクシーさが際立っています。
ロッカバイ – Rockabye (with Clean Bandit & Anne-Marie)
この曲は2016年にリリースされたクリーン・バンディットとアン・マリーとの
コラボレーション曲です。
この曲はビルボード・ホット100で9位を獲得し、日本でも大ヒットしました。
この曲はシングルマザーの苦悩と愛を歌っており、クリーン・バンディットの
エレクトロニックなサウンドとアン・マリーの美しいボーカルに
ショーン・ポールのレゲエの味付けが加わっています。
この曲はMTV Video Music Awards Japanでベストレゲエビデオを受賞しました。
まとめ
ショーン・ポールはダンスホール・レゲエのスターとして、
ジャマイカの音楽を世界に広めてきました。
彼は自分のルーツや文化を大切にしながらも、他のジャンルやアーティストとの
コラボレーションにも積極的に挑戦しています。
彼の曲はダンスやパーティーに最適ですが、社会的なメッセージや感情も込められています。
ショーン・ポールの名曲と魅力を知れば、レゲエの音楽がもっと好きになることでしょう。
今回はレゲエアーティスト Sean Paul(ショーン・ポール)について紹介しましたがいかがでしたか?
少しでも気になって、ショーン・ポールの曲を聴いてくれたらうれしいですね。
次回以降もあなたにとって気になる音楽やバンド、アートやアーティスト、
ストリート系ファッションを紹介していけるように記事を書いていきます。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。