スポンサーリンク

レゲエが好きならこれを聴け!アルトン・エリスの名曲とおすすめのアルバム!ロックステディ

スポンサーリンク

こんにちは、レゲエファンの皆さん。

今回は、ジャマイカ音楽の歴史に欠かせないジャンル、ロックステディについて
お話ししたいと思います。

ロックステディとは、1960年代後半にジャマイカで発展した音楽で、
スカのテンポを落としてメロディやハーモニーを重視したものです。

ロックステディはレゲエの礎となりましたが、その中でも最も影響力のあった
アーティストがアルトン・エリスです。

アルトン・エリスは、ゴッド・オブ・ロックステディや
ミスター・ソウル・オブ・ジャマイカと呼ばれるほど、ロックステディの名曲を
数多く生み出しました。

今回は、アルトン・エリスのロックステディの名曲とおすすめのアルバムをご紹介します。

スポンサーリンク

アルトン・エリスのロックステディの名曲

1959年にエディ・パーキンスという友人と組んだデュオ「アルトン&エディ」で
「ミュリエル」という曲を発表し、ジャマイカとイギリスでヒットしました。

しかし、その後は音楽活動から離れて印刷工として働いていました。

1964年ごろ、アルトン・エリスは再び音楽界に復帰しました。

この頃は、ジャマイカではスカが流行っていましたが、
アルトン・エリスはそのテンポが速すぎると感じていました。

そこで彼は、自分の好きなR&Bやソウルミュージックの影響を取り入れて、
スカよりもゆったりとしたリズムで歌うようになりました。

これがロックステディの始まりです。

アルトン・エリスは、自分のバックバンド「フレイムズ」とともに、
プロデューサーのデューク・リードのレーベル「トレジャー・アイル」で
多くのロックステディの名曲を録音しました。

代表曲

「ダンス・クラッシャー」
「クライ・タフ」
「ガール・アイヴ・ガット・ア・デイト」
「ラララ・ミーンズ・アイラブユー」
「アイント・ザット・ラヴィング・ユー」
「ロックステディ」

これらの曲では、アルトン・エリスのソウルフルで甘い歌声と、
フレイムズの美しいコーラスが聴きどころです。

また、トレジャー・アイルのバックバンド「スーパーソニックス」が
奏でるサウンドも素晴らしく、オーガンやサクソフォーンなどが印象的です。

アルトン・エリスのジャンルを超えた活躍と息子たち

アルトン・エリスは、ロックステディの時代だけでなく、
その後のレゲエの時代にも活躍しました。

1970年代には、レーベルを移籍して、より重くハードなサウンドで歌いました。

「ブラック・マンズ・ワード」
「バック・トゥ・アフリカ」
「アイム・スティル・イン・ラヴ・ウィズ・ユー」

などがその例です。

また、ジャマイカ以外の国でも人気を得て、
イギリスやカナダなどでライブや録音を行いました。

彼はジャマイカ音楽の国際的な普及にも貢献しました。

アルトン・エリスは、自分の音楽を息子たちにも受け継がせました。

彼には10人の子供がいましたが、そのうちの何人かが音楽家として活動しました。

特に有名なのは、クリストファー・エリスとノエル・エリスです。

クリストファー・エリスは、父親と同じくロックステディやレゲエを歌っています。

彼は、レゲエ界の大御所ダミアン・マーリーともコラボレーションしています。

ノエル・エリスは、カナダで育ち、レゲエやダブを歌っています。

彼は、1983年に発表したセルフタイトルのアルバムで高い評価を得ました。

アルトン・エリスのおすすめのアルバム

アルトン・エリスの音楽を聴きたいと思った方におすすめのアルバムを紹介します。

まずは、ロックステディ時代の代表作である
『Mr Soul of Jamaica』です。

このアルバムは、1967年にトレジャー・アイルから発売されました。

ロックステディの名曲がぎっしり詰まった一枚で、
アルトン・エリスの魅力を存分に味わえます。

特に「ラララ・ミーンズ・アイラブユー」
「アイント・ザット・ラヴィング・ユー」
「ロックステディ」などがおすすめです。

次に、レゲエ時代の傑作である『Arise Black Man』です。

このアルバムは、1970年から1971年にかけて録音された曲を集めたもので、
1978年に発売されました。

このアルバムでは、アルトン・エリスがより社会的なメッセージを歌っています。

「ブラック・マンズ・ワード」
「バック・トゥ・アフリカ」
「アライズ・ブラックマン」

などがその例です。

また、「アイム・スティル・イン・ラヴ・ウィズ・ユー」では、
後にシャンパウールやシーアがカバーしたことでも知られる名曲を聴くことができます。

最後に、息子たちと共演した『Live & Learn』です。

このアルバムは、2007年に録音されたライブ盤で、2008年に発売されました。

この年の10月に亡くなったアルトン・エリスの最後の作品となりました。

このアルバムでは、クリストファー・エリスとノエル・エリスが
父親と一緒に歌っています。

「ミュリエル」、「ロックステディ」などの名曲を再び聴くことができます。

アルトン・エリスの音楽が息子たちに受け継がれていることが感じられる感動的なアルバムです。

まとめ

今回は、アルトン・エリスのロックステディの名曲とおすすめのアルバムをご紹介しました。

アルトン・エリスは、ジャマイカ音楽の歴史に大きな足跡を残したアーティストです。

彼の歌声は、今でも多くの人々を魅了しています。

彼の音楽を聴いて、ロックステディやレゲエの素晴らしさを感じてみてください。

次回以降もあなたにとって気になる音楽やバンド、アートやアーティスト、
ストリート系ファッションの魅力を紹介していけるように記事を書いていきます。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました