日本発祥の音楽ジャンルのひとつで、1970年代後半 – 1980年代にかけて
日本で流行した都会的で洗練されたシティーポップ。
欧米の音楽の影響を受け洋楽志向の派手な音色や華やかなメロディ、
キャッチーなコーラスが特徴で、非常に聴きやすい音楽となっています。
また、シティーポップは、当時の日本の都会の雰囲気や、
賑やかな街の風景を表現した歌詞が多く、聴く者を都会的な気分にさせてくれます。
さらに、その歌詞や曲調が海外でも高く評価され、
日本のみならず世界的なジャンルとして広まっています。
そんなシティーポップの中でも絶大な人気と、
今もなお色あせることなく聴かれている4人のアーティストから
知らなかった方にはぜひ聴いてほしい。初心者入門としては入りやすい4曲を紹介します。
①八神順子「みずいろの雨」
1978年9月5日に発売された八神純子の5枚目のシングル。
歌声が最高にすばらしい。
私は、令和の時代含め、世界でもトップクラスの歌唱力を誇るアーティストだと思っています。
どうしたらこんな声が出せるのか?
ピアノを弾きながら座ったままで?
この歌唱力は圧巻です。
シティーポップ界の女王といっても過言ではない。
昭和レトロが流行っていて10代~20代の間で昭和の曲が聴かれていますね。
是非とも聴いてほしい名曲です。
②大貫妙子「都会」
1977年7月25日に発売された大貫妙子通算2作目のアルバム
「SUNSHOWER」(サンシャワー)に収録された楽曲。
坂本龍一がアレンジしています。
この曲は現在のシティーポップブームの火付け役ともいわれています。
私が初めて聴いたのは、知人のクラブイベントにDJとしてゲスト出演した時
ハウスDJだった共演者がこの曲をかけていて知りました。
「なにこの曲。超かっこいいね。」
「でしょ?かっこよすぎてやばいよね。70年代の曲だよー」
って教えてもらいどハマりしました。
現在のレコードの再ブームもあり、「都会」が収録されたレコードが再販されていますね。
③泰葉「フライディ・チャイナタウン」
1981年9月21日に泰葉のデビューシングルとして発売されました。
歌唱力もさることながらこちらも名曲。
そして、韓国人DJ Night Tempoがロサンゼルスのクラブで
プレイしたことでアメリカでシティーポップブームに火が付き、
Twitter(現 X)でバズりましたね。
④竹内まりあ「プラスティック・ラブ」
1984年4月25日発売のアルバム「VARIETY」に収録曲されています。
これぞシティーポップというような、竹内まりあ節全開の名曲です。
都会的で哀愁のある切ないバラードとなっております。
まとめ
シティーポップ入門編として4曲に厳選して紹介しました。
今回紹介したアーティストは他にも名曲がたくさんありますので
これを機会にご自身でもいろいろ聴いてみて下さい。
最近ではネオ・シティーポップなるジャンルが生まれ、若手のアーティストや
良い曲もたくさんあります。
すこしでも気になった方はぜひとも騙されたと思って聴いてみて下さい。
聴かないと後悔しますよ。
今回はシティーポップの魅力について厳選した名曲4選
について紹介しましたがいかがでしたか?
この記事を読んで、シティーポップの曲を聴いてくれたらうれしいですね。
次回以降もあなたにとって気になる音楽やバンド、アートやアーティスト、
ストリート系ファッションの魅力を紹介していけるように記事を書いていきます。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。