日本発祥の音楽ジャンル「シティーポップ」
1970年代後半~1980年代に都会的で洗練されたポップスを指し、
当時の日本の音楽シーンを代表するジャンルとして、今でも多くの人々に愛され続けています。
今回は、そんなシティーポップの魅力を深堀りしてみました。
シティーポップの起源とは
シティーポップは、日本独自の音楽ジャンルであり、
1970年代後半から1980年代にかけて、都会的で洗練されたポップスを指します。
その特徴としては、派手な音色やキャッチーなメロディ、非常に聴きやすい曲調が挙げられます。
また、当時の日本の都会の雰囲気や、賑やかな街の風景を表現した歌詞が多く、
聴く者を都会的な気分にさせてくれます。
シティーポップは、当時の最新技術を駆使した音作りが魅力のひとつです。
80年代には、シンセサイザーやドラムマシン、ギターサウンドなど、
電子楽器を積極的に取り入れた音楽ジャンルとなりました。
また、当時のアーティストたちが、西洋音楽を取り入れることで、
独自の音楽スタイルを確立しています。
シティーポップが世界で再評価されるきっかけとなった出来事
シティーポップは、日本国内での人気だけでなく、
海外でも注目を集めるようになりました。
特に、2000年代に入ってから、海外での再評価が進んでいます。
そのきっかけとなったのは、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の海外進出です。
YMOは、1978年にアルバム『Solid State Survivor』を発表したことをきっかけに、
海外での評価が高まり、世界的な成功を収めました。
特に、シティーポップと呼ばれるジャンルは、
YMOの音楽性が影響を与えたとされています。
また、最近では、海外のミュージシャンたちも
シティーポップに影響を受けていることが明らかになってきています。
アメリカのクラブではシティーポップブームが起こっているようです。
シティーポップの代表的なアーティストたち
シティーポップは、多くのアーティストたちが手がけた音楽ジャンルであり、
数多くの名曲が生まれました。
その中でも、特に代表的なアーティストをいくつか紹介します。
まず、代表的なアーティストの一人として挙げられるのは、大貫妙子です。
彼女は、1970年代後半から1980年代にかけて、
数多くのシングルやアルバムをリリースし、
シティーポップを代表するアーティストとして、多くのファンを獲得しました。
彼女の音楽は、親しみやすく、エレガントで都会的な雰囲気が漂っています。
また、最近のアーティストではSuchmos(サチモス)、WONK(ウォンク)、池田智子、
SIRUP、空音、おかもとえみ、YonYon、kojikojiなど数多くのすばらしいアーティストがいます。
まとめ
シティーポップは、日本独自の音楽ジャンルであり、
80年代の都会的な雰囲気や技術的な進歩を反映した音楽として、
今も多くの人々に愛され続けています。
海外でも再評価が進んでおり、世界的な音楽シーンに多大な影響を与えています。
シティーポップの魅力は、洗練されたメロディや独特のリズム感、歌詞にあると言えます。
また、懐かしい80年代の雰囲気を感じることができ、
都会的でありながらも親しみやすい音楽として、多くの人々に愛されています。
今回は日本発祥の音楽ジャンル「シティーポップ」について紹介しましたがいかがでしたか?
この記事を読んで、シティーポップの曲を聴くきっかけになってくれたらうれしいですね。
次回以降もあなたにとって気になる音楽やバンド、アートやアーティスト、
ストリート系ファッションの魅力を紹介していけるように記事を書いていきます。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。